2012/12/22
dead leaves
得体の知れない時空間 空中に浮いているような手足
理性と本能の間で交感 深い混沌の中を漂流して戻ってくる
へたりとよろめいて曝け出す欠陥
俺の足首にはネジを締めることは出来ない
何気なく平気なふりをしようと体が強張る
感情にタコがあって切り取られたみたいに胸が詰まる
ああ 正体を飲み込んでも 100回以上踏みつぶしても
過ぎ去ることなくずっと巻き戻されて
電話するな 俺は出ない
霧は消え去っても もう月は覆われた
鏡の中の俺は怪物みたいで頭が割れそう
真実が虚構になった 俺はやっぱり嘘をつく
本音を塗りたくる 悲しみが広がらないよう
現実の理論に惑わされるな
渦中への道を迷った俺の胸は空っぽな感覚
泥に埋もれたこの石は真珠なんだ
一体誰が言ったの そんなに悲しむなよ
生まれ変わる為に今死ぬんだ
知ることができない場所 触ることも出来ない場所に
置いて行かれた俺の魂
風が強く吹いて俺を墜落させる
そして大地の上で踏みつけられた
微かに見えてなくなった色
ひどく痩せた体に あまりにも華やかだった青春の俺を
懐かしく思って消していくんだ
dead leaves
苦しくて どんどんひどくなっていく
敵が多いからじゃない 俺に味方が居ないから
傷つきたくなくて一人になった
反対から見れば 本当に騒がしい世界
埃っぽい日差しを浴びた後には雨が降る
青かった葉は紅く変わって
自然の変化に平気じゃいられなくって
寝付けなくって 感情にも時差調節が必要
お願いだ ひとりにしないでくれ
俺を残して皆落ちていったじゃない 分からない
激しい風に抵抗してもどうしようもない
最後だと諦めて 冷たい空気を飲む
ああ バイバイ俺の友 俺の家と俺の魂
よかった 残りの皆が無事で
これが最後だ
そして俺は落ちていく 終わりだ
知ることができない場所 触ることも出来ない場所に
置いて行かれた俺の魂
風が強く吹いて俺を墜落させる
そして大地の上で踏みつけられた
微かに見えてなくなった色
ひどく痩せた体に あまりにも華やかだった青春の俺を
懐かしく思って消していくんだ
dead leaves
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