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2015/05/20

安藤政信の出演作品勝手にランキング

\安藤政信さんお誕生日おめでとうございます/

前書いたことあるんですけど、松田龍平も伊勢谷友介も5月生まれなんですよね…なにこれディスティニー…まぁ今回は安藤くんの出演した映画で、作品自体というより「安藤くん最高…(恍惚)」度が高い作品をランキングして紹介します。自己満です。

5位 バトル・ロワイヤル



桐山くん~~~!(ドンガラガッシャーン)
推しの中身って基本どうでも良いんですけど、安藤くんも伊勢谷友介並みに超絶面倒臭そうですよね!だって役になりきってしまって物音で目が覚めて父親に殴りかかるとかどんだけだよ…。でもそういう没入するような役が本当に上手い。桐山くん~~~!

4位 ギミーヘブン



これこそストーリーはクソだけど安藤くんだけ100点満点あげちゃうやつ。
安藤くんが宮崎あおいのこと結構本当に好きになってるとことか、逃げ回ったり怯えたり守ってあげるよつってでも全然守りきれてないとことか本当にかわいい…そして一番好きな○○され方です(笑顔)

3位 46億年の恋



一番好きな松田龍平&安藤政信コンビ!
『悪夢探偵』なんかもこの二人ですが、やっぱりこっちの方が好きですね。なんといっても三池崇史!7294026137回くらい言ってる気がするんですけど、この頃のインタビューがクッソ蜜月。

Q:松田さんは、女優さんとお仕事される機会が多いと思いますが、今回、相手役が安藤さんで、男性同士の愛が描かれていますね。『御法度』で描かれていた“愛”とは、また違う愛だと思うのですが、今回の男同士の愛はいかがでしたか? 
松田:男は、女性に対して愛情とか性欲とかあるんですよ、ごちゃごちゃと(笑)。でも、男性に対してはそれがなくて、愛が100%に達しちゃったら、ごちゃごちゃも、まったくなくて単純にその人のことを好きか、その人そのものになりたいかのどちらかなんですよね。それって女性に対してはあり得ない。だから、どちらかの役を女優さんが演じていたら、成立しない話なんですよ。そういう意味では、相手が安藤くんでよかったと思いますね。

松田龍平、三池崇史『46億年の恋』何が好きで、どうなりたいのか分からなくなっていた』より

さっきも言いましたが、安藤くんって共演者に思い入れ入れちゃうタイプで、松田龍平のことも大好きだったんで、ありとあらゆるインタビューで「松田龍平が好きだ」的なことを言ってたんですけど、やっと龍平からのアンサー来たね…って噛みしめた思い出があります。だから結局言いたいことはなんだって聞かれれば、安藤政信の綺麗な尻が見られて最高なので見てくださいってことですね。

2位 スキヤキウェスタンジャンゴ



歯槽膿漏のただの下衆。
『46億年の恋』もそうなのですが、衣装が北村道子さんで、それがまあ綺麗なこと綺麗なこと。サンローランとかを割いて汚して衣装にする。三池崇史監督作品の特徴でもある、変なところに細かく拘った作品に安藤くんがとてもよく合う。

はい優勝。

1位 昭和歌謡大全集


これが1位?!
って自分でもそう思いますけど、この頃の安藤くんの憂いと病みが絶頂過ぎて「今この瞬間を映像に収めてくれてありがとうなマジで」という感極まるんです。あとメンバーがこの時代を象徴したような感じにギラギラ・ガリガリ・ヒリヒリしてて見ていて気持ちが良くって。懐かしさっていうよりも、ブルーハワイを食べた時のキーンとした感じ。青臭くて仕方がないよ~っていう。だって村田充はいまや弱ペダのキャストなんでしょ…。それが前進なのか後退なのかよくわかんないよ…。まあなんでもいいや。

と、ここまで書いたところで安藤くんの誕生日が終わってた…。本当におめでとうございました。嗚呼、帰って来るんだね。今年はお仕事するんだね。よくこんなブランクあっても仕事来るな~って「流石俺の嫁」的な発言してしまいそうになって気持ち悪いから今年の出演作品の特報を貼ってさようなら。





P.S.今回紹介した作品、全部最後に××されてるし『GONIN』もそうだろうし、そりゃ天界で会議が始まっちゃうよな。

2015/05/09

ズタボロ

お久しぶりです。青です。長らくブログを更新していませんでしたが生きてます。久々に映画のレビューでも書こうかなと思います。因みに、Filmarksやってます。よろしければぜひ。




【ストーリー】
仲間のヤッコ(荒井敦史)やキャームと共に、中学を卒業したコーイチ(永瀬匡)。高校へ進んだ彼は、それと同時にヤッコと地元最凶とされる暴走族のメンバーとなり、植木(堀井新太)と鬼(成田瑛基)という新たな仲間と出会う。ケンカとナンパに精を出していたコーイチだったが、ヤッコが暴走族内で行われるヤキ入れによって精神的に追い詰められてしまう。さらに、叔父の猛身(木村祐一)からヤクザになれと誘われるように。悩んだ果てに、コーイチはヤクザとなってヤッコの敵を取ってやろうと決意する。(シネマトゥデイより)

【スタッフ】
原作: ゲッツ板谷
監督: 橋本一
脚本: 高橋泉

【キャスト】
永瀬匡(板谷コーイチ)
清水富美加(清美)
堀井新太(植木)
成田瑛基(鬼)
荒井敦史(ヤッコ)


公式サイト

【感想】※多分ネタばれ

うーん!もう一回観たい!

 元々、不良映画というかドラマが好きなので、この手の物語は結構定番っていうか、もうこの材料を世代でどう受け継いでいくかみたいな問題になりつつあるんですけど、やっぱり東映さんが作っただけあって「お金かかってるわ~」っていうのが率直な感想です。すいません。だって大好きですけど『ガチバン』シリーズとか実際ほぼビデオレンタル頼りの1週間公開とかなので、そんなに製作費がかかってない訳です(好きです楽映舎)でもやっぱり比べ物にならないクオリティでしたね!

 そして本題のお話ですが、実は前作の『ワルボロ』未見です。松田弟にそんなにぐっときてないのごめんね。でも、『ズタボロ』が面白かったので借りてきました!見るね!以前、不良映画のタイプが3つくらいに分けられるということを、つまらないのに長々と書いたことがありましたが、『ズタボロ』はモラトリアム人間のタイプだな~と思います。高校生になって、今までのように好き勝手にやっていてはいけないと感じ、進路を意識します。前段階に先輩との関係はありますが、重要なのは本人がどう自分の未来を意識するかです。コーイチはやくざにならなきゃいけないと思ったし、そんな彼が頼りにしていたヤッコはカタギとして生きる道を選択しました。っていうか、重要なのはここだよね?110分の中にいろんな要素をごっちゃり詰め込み過ぎてコラージュみたいになってた気がするには私だけでしょうか。もっとスッキリさせてもよくない?まあ、いいや。ボコボコになる永瀬くんも、暗闇でガタガタ震える荒井くんもかわいかったから。でも、なんだかいろんなことが置き去りにされている感は『クローズ EXPLODE』と等しいくらいなので、○次創作が盛んになりますね。ねー。

 今回、初日舞台挨拶に行って来たのですが、本当に行って良かった!永瀬匡くんという新たな推しも見つかったところだし、LDHに俳優にと忙しくも楽しい毎日が送れそうです。最後に、永瀬&荒井という推し両名による卒倒動画をご覧いただき締めたいと思います。ありがとうございました。




2014/09/01

TOKYO TRIBE


ストーリー:数多くのトライブ(族)がひしめき、それぞれが自分たちの暮らす街を暴力で牛耳る近未来のトーキョー。ブクロWU-RONZを率いるメラ(鈴木亮平)は、何かと敵視していたムサシノSARUのメンバーである海(YOUNG DAIS)と衝突する。そして、それが引き金となって、シンヂュクHANDS、ブッバ家や怪しげな者たちを巻き込んだ一大抗争が勃発してしまう。トーキョーの各地で暴力が吹き荒れるが、その一方でさまざまな愛と友情をめぐるドラマも交錯していく(シネマトゥデイ)



開始5分で少し涙ぐみました。久しぶりに目の前にある世界にのめり込める映画だったから。映画なのだから疑似世界を体験することもひとつの楽しみ方だと思うのですが、最近観てきた中でそういったものが全くなくて、逆に「どうやったら楽しめるか」ということばかり考えたり。そんなことが全く必要なかった、そのことが嬉しくて嬉しくて。

 さて、ストーリーは『池袋ウエストゲートパーク』と大して変わらないです。全体を通して意味がある訳でもない。「トライブ=一族=ファミリーだぜ」なオチ。雰囲気も『地獄でなぜ悪い』の悪ノリが加速した感じで、でもだからこそキャラ立ちしたのだと思いました。特にメラのストイックさと馬鹿さの両極端に際立ったキャラクター。最終的に円満な方に落としたのは少し勿体ないけれど、可愛かったから良しです。新人のヒロインは幼い吉瀬美智子でした、完全に。

 そしてやはり、この映画の一番のポイントはラップミュージカルという手法。これ(楽曲)が本当に良い。まずこういう所で使われる音楽は、相当気を使っていない限りHIPHOP風のダサい感じになるのが相場ですが、JHIPHOPシーンで現在活動しているラッパーが出演しているだけあって、違和感なく、そしてかっこいい。殆どラップなだから、演技がどうとか気にならないし、寧ろ染谷君のラップが最初のうち意識してしまったくらいで。



 これは主題歌ですが、劇中のどの曲もトラックからこだわっている様子でした。例えば、今韓国でやっている『SHOW ME THE MONEY』や日本の『高校生RAP選手権』を観居ている人や、なにかしらアジアのヒップホップとラップに馴染みがある人なら、BGMを聴いているだけでも楽しめる筈。

 ところで、それでもやっぱり園子温の作品を見ていて「地震」とか「祈り」とか、気にしているから気になるんですけど、そういった監督の一貫したメッセージ性だけが受け付けないです。その他にもなにかあった気がするけれど。あれだけ竹内力を下衆に描いて、それもエグい殺し方して、そういうところだけ押されるとちぐはぐな感じがしてどうも見づらい。個人的にそれだけが残念なポイントでした。

 総評としては、最近の三池崇史の作品に見られなかった「下品で派手でエゲつないだけの」映画で最高に面白かったです。





P.S.歌舞伎町から戦車が出てくるシーンがどうしても24WORLDのマキダイ先輩のシーンと重なりました。

EXILE TRIBE 『24WORLD』のワンシーン
それに関連して、漫画のが割と関口メンディー似と思っているのは私だけじゃない筈。



 

 

2014/08/22

不良(ヤンキー)映画を3タイプに分析!私的『ホットロード』の違和感解明

※画像はイメージです

先日『ホットロード』を見た感想を書きましたが、あの映画に感じた違和感の原因と、そもそも「不良(ヤンキー)映画」って何というところを解明していきたいと思います。

まず、今回「不良(うヤンキー)映画」を以下の3つに分類しました。

①校内ナンバーワンを目指せ!タイプ
②学校なんてクソ食らえ!タイプ
③モラトリアム人間で夜露死苦!タイプ

どうしようもないぐらいダサいネーミングセンスですね、すみません。とにかく、皆さんも知っているような作品(2000年代作品中心)を上げながらこの3つのタイプを掘り下げていきたいと思います。


①校内ナンバーワンを目指せ!タイプ

まず①ですが、名前のまま「学校内」で「生徒同士」が「ナンバーワン」を目指して戦うという所がテーマのタイプ。代表的な作品は映画『クローズ』シリーズや『ガチバン(紋児メイン)』、ドラマ『バカレア』『Bad Boys』『シュガーレス』など。このタイプのもう一つの特徴は内を治めたら、外から敵がやってくるというパターンに発展することが多いということです。

『クローズ』を例にとると、『クローズZERO』では滝谷源治が校内のつわものを倒して番長を目指すということがテーマで、その次の『クローズZEROⅡ』は敵対する高校との抗争が始まり、『クローズEXPLODE』では校内でナンバーワン決定戦をしながら、高校生でもないチンピラを相手にするということになります。

このタイプの物語の特徴は、基本的に面倒臭い苦悩がないこと。「戦って見える先には何かある!」を地で行くので、うだうだ言ってるなら殴れというようなテンションが常にあります。そのため、定型化しがちでもあります。

②学校なんてクソ食らえ!タイプ

2つ目はもう最初から学校なんて不要で、基本的には「不良の美学」と「青年期の危うさ」をテーマとするタイプ。代表的なのは『ガチバン(勇人メイン)』『アラグレ』『キッズリターン』『ハードロマンチッカー』『狂気の桜』などです。学校に拘らないので、学生感は薄くなりますが、ヤクザにもチンピラにもなりきれないので不良(ヤンキー)ということにしています。

例えば、『ガチバン』で主人公の勇人は「卒業して進学とか、働くとかお前らヤンキーなんじゃねえのかよ」という気持ちを持ってドロップアウトし、そのまま長い暗闇に突入する訳です。これは③でいうモラトリアムよりもっと希望の無い停滞といってよいと思います。『狂気の桜』に至っては右翼活動始めるしさあタイヘンです。

このタイプは「生きていくということを真剣に考えなくてはいけない」のに、突っ張ることでそれを保留にしてしまう人間の弱さと幼さが物語の裏のテーマになっていることが多いのが特徴です。そして、ここが今回『ホットロード』に違和感を感じた原因だと推測しました。高校に行っている様子もない春山が、暴走族のヘッドとして生きていくという物語であれば、それなりの「不良道」と「危うさ」をみせてほしい...!そう思っているのに果たされないつらい。あれだけ清々しくヤンキーを演じられると、ツッパリの立つ瀬ないよ...臣ぐん...。

③モラトリアム人間で夜露死苦!タイプ

最後はちょうど①と②の中間のようなタイプで、「学校」に居ながら「自分と向き合う」ことをテーマにしたタイプ。『青い春』『GO』『偶然にも最悪な少年』などが代表的です。

一般的な「青春映画」に近くなってきますが、「不良と呼ばれる自分」の「貫きたいポリシー(美学と言うほどまでのものじゃない)」を表現するというのが物語の特徴です。

『青い春』で「ここ(学校)は天国だ」という九条の一方、次々と学校から居なくなってしまう木村・雪男・大田、そしてこの世界からも消える青木のそれぞれの貫きたい生き方が描かれています。学生という一種守られた身分の上で、自分自身について苦悩するというところに焦点があてられ、まさにモラトリアム人間といったところです。


以上、いままでいくつか観てきた「不良(ヤンキー)映画」をタイプ分けして分析してみましたが、もれているものもあると思います。例えば、『ごくせん』や『ルーキーズ』は個人的に「青春学園ドラマ」と定義しているので、今回のタイプ分けには入って居ません。これは?ということがあればお気軽にご質問ください。


2014/08/21

ホットロード


ストーリー:母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希(能年玲奈)は、学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。そんなある日、不良の春山洋志(登坂広臣)と出会い、彼らの世界に自らのよりどころを見いだすようになる。少しずつ洋志に惹(ひ)かれていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった洋志は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなり……。(シネマトゥデイ)


キャスト

公式サイト




はい、ということで絶賛LDH(特に三代目)ハマり中なので、『ホットロード』観てみました。因みに原作漫画は未読、『あまちゃん』も見ていないので能年ちゃんに対してもそこまで特別な感情を抱いていませんでした。

まず、キャスティングについて。春山曰く「家庭環境が悪い」和希役の能年ちゃんは、役によって順応できるというか、真っ白というか、空っぽというか、そういうタイプで今回の難しい役もしっくりきていた気がします。朴訥で放っておけない雰囲気が存分に出ていました。20代で中学生役って改めてすごい。


そして、春山役の登坂くんは贔屓目に見ても高校生じゃないし、洗練され過ぎてるけれど、真が強く
キラキラした雰囲気は役に合っていたと思います。ただ、もう少し危うい雰囲気があると良いかなというところ。
サラシが似合わない27歳


あとのキャストは特段の違和感もなく、ただし個人的にテンションの上がったポイントが二点。

一つ目は太田莉奈と松田美由紀の義母子の間接的共演。シネマトゥデイにも『やっぱり気になるミズタクの影』というタイトルでコメントを書いている人がいましたが、本当に「何故この二人?」感が相当ありました。まあ仲が悪いという噂があるわけでもないのですが、なんかね松田美由紀って息子たちのこと溺愛してそうだし。

そして、もう一点は春山の脇を固めるヤンキーたち。落合モトキは以前散々こちらで話題にしましたが、なよなよしたヤンキーやらせたら完璧。D2(D-BOYS)の山田裕貴も『ガチバンULTRA MAX』でうだつの上がらない組の鉄砲玉で個人的にお馴染みだったので、今回の調子の良いヤンキーもよかったです。

そして、極めつけのグッときたポイントは遠藤雄弥野替愁平(SWAY)そもそも、遠藤雄弥が出演すれば大概の不良ドラマは締まると言っても過言ではない。あの人が居さえすれば、敵側に重みが出るというか、その他がどれだけ表層的な『不良』を描いていても、そこだけ本気感が半端ではない。野替愁平もSWAYとして知ってはいたものの、この映画でやっと顔と名前が一致しました。

余談ですが『ホットロード』の後に見た劇団EXILE鈴木伸之主演の『アラグレⅡ』にも遠藤雄弥と野替愁平が出てました。個人的には、そちらの方が監督・脚本共にOVA感が漂っていて、程良く鬱屈としていて『不良映画』として好きでした。野替愁平については専ら「何故TOKYO TRIBEに出ていないのか?」という話題で盛り上がっています(私の中で)

話がそれたので戻します。ストーリーについて言うと、この映画は『不良(ヤンキー)映画』というよりも『青春ドラマ』かなと。詳しく言うなら、『キラキラ青春物語』。原作ではもう少し和希が病んでいて、薬剤で髪を脱色したり、コンパスで好きな人の名前を彫ったりとそれなりに「不良道」を行っていたようですが、そこは掘り下げず、和希とその母親との関係と、それに併せた春山との関係を中心に心情表現を多く描いていました。

それで良いと思います。このキャスティングで、この規模の映画であれば。

「キスNG」で「金髪にもなれない」人を使って、30億円稼ぐにはそうするしかないでしょうし、能年ファンも登坂ファンもそこまでの冒険は望んでいない筈。寧ろ、映画を何回か見てDVDを買ってくれる人を作りたい、そういう戦略だと思います。ただ、そうなるとストーリー的にはあまり「キツイ」ものを持ってくることは出来ないし、第二の『ソラニン』のような感じになるのかもしれません。『ソラニン』観てないのですが。

 女優の能年玲奈(21)、三代目J Soul Brothersの登坂広臣(27)ら伝説的少女コミックの実写版に挑んだ映画「ホットロード」が先週16日に公開されたが、週末興行成績ランキングで初登場2位、実写映画では第1位となった。
 「るろうに剣心 京都大火編」「トランスフォーマー/ロストエイジ」を抑え、公開2日間で興収3億8879万9100円、動員数28万4015人を記録。大ヒットスタートを切った。
 興収に占めるローカルの比率が79%で、都心部に偏らず、地方でも多く動員が見られた。 (ソース

ということなので、良いスタートを切ってるようです。実際、公開2日目に群馬県で観てきましたが、中高生を中心に、カップルや友人数人で来ている人が多く、中には40代くらいのちょうど原作『ホットロード』世代と思われる人も居ました。因みにパンフレットをはじめとするグッズが全て売り切れていたので、「恐るべき三代目パワー...!」と勝手に思っていました。機会があればパンフだけ買いに行きたい。

ただ、やっぱり『不良映画』を期待すると消化不良になると思います、存分に。それは春山が自分で言うほど悪い奴に思えないし、和希もあれだけキチガイ母が居たらもっと壊れるだろうし、その2人が繋がるというところにきっと『ホットロード』の魅力があるのかなと思えてならない。

まあでも良いんです、能年ちゃんも臣くんもキラキラだから。

それだけで観る価値があるんです。そう割りきれない人はどうやっても好きにはなれないでしょうね。結局『アイドル映画』と呼ばれてしまうのでしょう。それでも私は好きです。もう言うことはありません。以下、『ホットロード』を見てのメモ。

・エリちゃんの絶妙なブスカワ具合
・後半になるにつれて徐々に春山が白くなってくる
・和希が春山をペット(犬)のように扱う感じが何ともいえず良い
・ストーリーの全体的なサラサラ感
・今までのうヤンキー映画の概念を度外視するオシャ感⇒蟹で腹を壊すというどんでん返し
・春山は喧嘩が弱そう(アクションに重きが無い)
・遠藤雄弥をもっと...
・チューリップのくだりからもっと落ちても良い
・「私の小さな夢は春山の赤ちゃんのお母さんになること」という台詞のこっぱずかしさ⇒深読みすると自分の身の上と重ねてる?
・春山が手を空にかざすシーンで判明する指の太さ(クリームパン)
・アナザーストーリーでリチャードとエリちゃんと金パください
・木村佳乃がどんな場面でも白いクルーソックスを履いているのが気になり過ぎる


以上で、映画『ホットロード』の感想は終わりなのですが、でもやっぱり『不良(ヤンキー)映画』には思い入れがあるので、一度そこを掘って書いてみたいと思います。

2014/06/23

ガチバンシリーズ

ガチバンシリーズを一気見したので纏めて感想を書いてみます。(ネタバレだらけ)タイトルリンクは予告動画です。

ガチバンMAX
西東京の高校でヤンキーをやっていた黒永勇人(窪田正孝)は高校を卒業して進学したり、働くと決めた友人達に辟易し先輩の後を追って渋谷にやってきた。しかし、そこにヤンキーの姿はなく、頼っていたよっちゃん先輩(鈴之助)はティッシュ配りをしながら、彼女ののんのん(鎌田奈津美)の売春を斡旋する仕事をしていた。

窪田正孝主演のガチバンシリーズの第1作目。窪塚俊介、佐野和真のガチバンとは違い、高校をリタイアするところから始まります。そうです、もはや「ガチバン」とはの状態です。学校の中に居れば、モラトリアム期間の姿としてのヤンキーが認められていたところから、抜け出すというのはつまり「なんでもない存在」になるということを意味します。それでも、ヤンキーであることを最大のアイデンティティに感じている勇人のモチベーションの根源は誰にもわかりません。ヤンキーとして憧れていたよっちゃん先輩の姿に失望してもなお、勇人はヤンキーで居たいと望んでいるのです。黒永勇人のガチバンでは、仲間の不在、裏切り、孤独からの愛着心が中心にあり、例えばそれを表現しているのは勇人とよっちゃん先輩の関係性です。勇人は仲間だと思ってた人間たちに裏切られ、憧れていたよっちゃん先輩のヤンキーとして牙の抜かれたような姿をみて失望し、更に信頼を逆手に取って裏切られ、それでも他になにもない勇人を気にかけてくれた先輩への愛着で自分が傷ついても助けに向かいます。それはもう、見ているこちらがつらくなる程に負のスパイラルに嵌まっていきます。勇人の唯一の決めごとは「ヤンキーであること」それ以外は何もないのです。それは、この後のガチバンでも続くテーマでもあり、それ自体が勇人を苦しめて行くことを、1作目から感じさせていて、やるせない。物語として素晴らしい、という話ではないけれど、自分はこれから何をしたらいいのか、何をすればいいのか、何をしなくてはいけないのか、何に夢を抱けばいいのかという「モラトリアム期間」の苦しみを表現していると思いました。それは千葉から出てきて売春を続けるのんのんも同じなのでしょう。新たなガチバンシリーズとして、これから良い感じに暗くなると想像させるガチバンMAXでした。


ガチバンMAX2
渋谷のヤンキー集団を壊滅させた黒永勇人はよっちゃん先輩とのんのんと共に歌舞伎町にやってきた。そこでは歌舞伎町高校が力を持ち、「歌舞伎町風紀委員」として牛耳っていた。

歌舞伎町にやってきた理由ははっきりと明らかになっていないれど、恐らくのんのんを「立派なデリヘル嬢」にするためだったのかと思わせるくらい、のんのんが良い味を出している第2作。勇人はますます自分の未来が見えなくなっているし、よっちゃん先輩は拍車をかけたように駄目人間になっているし、そんな中一人働くのんのんが愛おしい。「よっちゃんは私の為に一生懸命してくれてるし、勇人もいるし、楽しいからいいの」と言っていたのんのんは強い子だなと思っていたけれど、やっぱり一度心の均衡が崩れてしまえば10代の女の子で、彼氏であるよっちゃん先輩ではなく、勇人に涙を見せるところも何ともいえない。結局、彼らのもとを去るのんのんには強い意志を感じたけれど、彼女の将来が明るく輝いては見えてこないのが切ないです。その彼女の為に拳を上げた勇人に代償としてお金を渡した場面も印象深い。勿論、のんのんを失ったよっちゃん先輩もやっと自分を顧みる機会となった事件として大きく影響し、その所為で彼が「大人」になろうとしていきます。でも、そこにも希望は見えない。勇人の孤独感が加速するガチバンMAX2でした。


ガチバン アルティメット
東京で喧嘩に明け暮れていた黒永勇人は、またもやよっちゃん先輩に裏切られついに逮捕され、少年刑務所におくられてしまう。そこで出会ったのは最強の番長、森紋児。強いと聞いて戦わずには居られない勇人をいつもはぐらかし、喧嘩を避けていた紋児には理由があった。

MAX、MAX2と観てきて、それ以前のガチバンを観て居ない私にとっては、前2作品と少し毛色の違うコメディータッチな物語に少し困惑しました。勇人は三度の裏切りに「誰も信用しねえ」という孤独感を強めているのに、紋児は仲間を引き連れ、彼女?の為にはやく出所しようとしていて、その正反対の姿がとてもチグハグです。「ああ、元々ガチバンってこういうもんだったんだろうな」とは思いましたが、やはり悩みもないセレブヤンキーの話だったらそんなに好きにならないと思います。結局、最後勇人が大笑いすること以外そんなに印象に残らなかったガチバン アルティメットでした。


ガチバンMAXIMUM
少年院から戻ってきた勇人は最初によっちゃん先輩を殴り倒し恨みを晴らすが、行くところなどなく、結局よっちゃん先輩のところに転がり込む。よっちゃん先輩は韓流ホストクラブで似非韓国人としてホストをしており、これからはちゃんと働かなくてはと思っていた勇人もそこで一緒に働き始めた。しかし、またもやよっちゃん先輩の所為で、地下の闘拳クラブで戦うこととなる。

少年院から出てきて早速先輩に会いに行く勇人も、恨みを返してもなお先輩と居る勇人も、前科がついたことに対して先輩に責任を求めない勇人も、全部健気でかわいい。ここまで来ると本当に捨て猫みたいなツンデレ感。きっともう勇人には先輩しかいないんですよね。だから、ビルの屋上で「俺はここ(ホストクラブ)で初めて友達と呼べる人が出来たんだ」というよっちゃん先輩を前にしても、今更つらいみたいな気持ちは抱かないのだと思います。「俺はあんたのなんなんだよ」的なアレね。尽くしているという訳じゃないけど、先輩の尻拭いは全部させられている勇人が、ホスト達に向かって「お前たち先輩の友達じゃねえのかよ」「じゃあいいわ」と言って殴り倒すところは本当にぐっと来るしかない。それなのによっちゃん先輩ったら・・・。ところで、大久保公園の鉄格子感、やっぱり不良映画と良くマッチしてたので、もう一度あそこで撮影してほしい。健気過ぎる勇人が見所のガチバンMAXIMUMでした。


ガチバン アルティメイタム
よっちゃん先輩のとばっちりを喰らってヤクザから逃げていたところを大和田銀次(崎本大海)に助けられた勇人。そのまま銀次のところに転がり込んだ勇人は、バイカー集団のリーダーの兄を慕う銀次に「どいつもこいつも群れやがって」という。そんな中、少年院から戻ってきた森紋児は自分が逮捕された原因の銀次とカタを付けようとやってきて、勇人と再会する。

いつもの通りよっちゃん先輩に捨てられた勇人が出会ったのは兄を慕い(というのは自分を納得させるためだけの言い訳)、同時に恐怖する銀次。所謂「毒家族」だったのでしょう。そんなことは勇人にはどうでも良く、ただ誰かに縛られて生きる銀次をみて「なぜ群れるのか(一人ではいけないのか)」と問う。実際、勇人と銀次の孤独な状況はあまりかわらないのに、大きく違っているのは、一人で居るかつるむかという点でしょうね。誰かを頼りたい銀次と、それを諦めた勇人。それがとても対照的です。一方の紋児も少年院から戻ってきたと同時に、不良仲間を失い、一人になってしまいます。けれど、紋児の場合それが大きな問題ではないのは、彼の性格や人望できっとこれから「一生一人」という想像ができないからなのだと思います。彼は人を惚れさせて、ついていきたいと思わせる何かがある。あと、お金もある。「昨日の敵は今日の友」って本気で信じてそうだし。ビジュアル的なことを言うと、今回勇人は小さなリングのピアスをしているのですが、なんかいい。とてもいい。明らかに前後篇的な作り方のガチバン アルティメイタムでした。


ガチバン アルティメイタム2
勇人と紋児の喧嘩中に後ろから紋児を刺した敗者の銀次は、事故によって負傷。刑務所から戻ってきた銀次の兄の金次はチームの面子には興味はないが自分の道を邪魔する存在として、紋児たちに宣戦布告。刺された紋児に代わって勇人は決戦の場所に向かう。

おおよそ、刺された紋児と騒ぐ周囲で終始するのだけれど、ここでのポイントは紋児に代わって金次と戦う勇人の心情だと思います。仲間がいない勇人にとって、愛着の湧いた人間の一人になってしまった紋児を、もう放っておける訳がありません。頼ることが出来ないのに、相手が困って居る時には自分のことなんてどうでも良いかのように投げ出していっちゃうのだから、凄いよなあ。それが勇人の考える「ヤンキー」なのだろうか。そうかもしれないな。深いな・・・ヤンキー道・・・。そこまでするのに、最後は紋児と一緒に居られないと考えてしまう勇人は、自分をどれだけ孤独に追い込んだら気が済むのだろうか。ちょうどいいタイミングでクソよっちゃん先輩からメールが送られてくるし、どう考えてもそっちは地獄だろと画面に突っ込まずには居られませんでした。孤独で居ることが勇人のアイデンティティになりつつあるガチバン アルティメイタム2でした。


ガチバンSUPER MAX
よっちゃん先輩に連れられて北関東のごみ処理現場にやってきた黒永勇人。そこの仕事になじめる訳もなく、あてもなくコンビニのベンチに座っていると、見かねた店員に賞味期限切れの弁当を渡される。その店員は北関東の軍団「飛羅睨悪」の元総長京平(遠藤雄弥)の恋人のみゆき(近野成美)で、彼女は「飛羅睨悪」に恨みを持った人間たちによって拉致されてしまう。

アルティメットも監督は違いましたが、このSUPER MAXの監督である権野元は勇人の心情を今まで以上にはっきりと描いています。例えば、勇人とよっちゃん先輩の喧嘩で、先輩に対してつまらねえ生き方をしてると罵った勇人に先輩は「自分にありもしない希望を抱いてんじゃねえ」と一喝します。これは、よっちゃん先輩には珍しく、正論でしかありません。それを言われて勇人は殴りかかるしかなくなり、北関東の田舎でささやかでも確実な生活を送ろうとしている京平のことも馬鹿にはできなくなります。自分はどうなりたいのか、再び悩むことになります。それが今回の一番のポイントです。京平が「ここでガキ育てて、そいつが立派な人間になれば幸せ」的な事を言うのですが、それが理解でき過ぎる。誰もが東京に行って一旗上げられるわけでもない。世の中に名前を響かせることが出来る訳じゃない。だけど、自分はここで生きていて、その中で手に入れられる幸せをちゃんと掴もうとしている。その意思が京平から痛いほど伝わってきます。なにもない国道沿いに突如現れたようなENEOSの隣のデイリーヤマザキ(夜11時閉店)。この情景の北関東っぽさといったらない・・・。風俗街を自転車で2人乗りするシーンも最高。結局勇人にできることは人を殴って自分を貫くことしかなく、一生懸命生きる人たちの前から逃げ出すしかなくなったガチバンSUPER MAXでした。


ガチバンWORST MAX
東京に戻ってきた勇人は、オラオラ系モデルにスカウトされたよっちゃん先輩の事務所にモデルのマネージャー(セキュリティー)としてスカウトされる。勇人が担当することになったモデルの紅井烈央(荒井敦史)は人を信じず、誰にも期待せず、裏稼業の闇金の仕事をしていた。その闇金の仕事に嫌気がさしていた勇人はある日、レオから金を借りていた三保(尾崎ナナ)と出会う。

この物語で、新たなダークヒーローのレオが登場します。とことんひとでなしなレオについては「ガチバン TRIBAL」を観てもらえばいいと思うのですが、私は観てないので省略します。この物語で勇人はよっちゃん先輩に「俺に夢の見かた教えてよ」と言い、自分の中になくて生きていく上で必要なものについて考え始めます。夢を語って目を輝かせる先輩が羨ましかったのかもしれません。それでも、今ままで想像したこともないものを簡単に手に入れられる筈もなく、だからこそ同じように未来の見えなかった三保に親しみを感じたのだと思います。三保に言われた「ありがとう」はどれだけ勇人にとって大きかったのか。その人に裏切られた悲しみはどれほど深かったのか。でも同時に、三保に呼び出された時には総てを悟っていたようでもありました。「お前は自分がクソであることを分かっていない」とレオは勇人に言いますが、その言葉はSUPER MAXのよっちゃん先輩の言葉にも通じていて、自分のことから目をそむけていては永遠にモラトリアム期間から抜け出せない。どれだけ目の前の相手を殴っても、何も変わらない。最後はまたよっちゃん先輩に拠り所を見つけてしまう勇人のガチバンWORST MAXでした。


ガチバン スプレマシー
一度はまともに働いてみたものの、勤まる訳もなく一から始めようと再度高校入学を目指すが、何の因果かその高校は森紋児の通う衣笠高校だった。一方の森紋児は留年を繰り返し、自分の後見者となる人間を待っていた。

基本的に勉強してるだけの今作。鉛筆削りの営業として働き、上司から罵られても殴ることなく踏みとどまる勇人を見ていると、少し悲しい気もしました。それはきっと勇人自身も思っていたことで、彼にとってヤンキーであることを捨てることであり、だからこそ学校に戻ろうとしたのだと思います。一生懸命勉強する姿をを茶化すよっちゃん先輩に「こんな俺でも期待してくれる奴がいんだよ」と言う勇人の言葉は、どことなく嬉しい気持ちがこもっていました。勇人の営業スーツ姿が見られるガチバン スプレマシーでした。

ガチバン スプレマシー2(黒永勇人不在)
カリスマモデルとしての地位を失くし、闇金の裏稼業からも足を洗うことになった紅井烈央は、補助金目当てで衣笠高校の定時制に入学する。けれど、寝ているばかりで、彼を慕い追って来た川崎心愛とカツアゲをして暮らしていた。そんなレオの噂を聞き、後見者を探し続けていた番長の森紋児は彼に戦いを挑む。

元々、窪田正孝目当てで見ていたガチバンですが、物語も嫌いじゃないし、前後の繋がりもあるので、見てみました。ひとでなしのレオは勇人に敗れ、裏稼業も追われ、ますます人を人だと思わない様子を強めていきます。一方の、紋児は番長として、後輩の頼みは例えどんなものであっても聞くという男ぶり。きっと勇人に言わせれば「馬鹿じゃねえの」といったところでしょう。何もなければただその2人が、一番強い存在をかけて戦う訳ですが、レオは高校に通う間に少しずつ人間っぽくなっていきます。ダークヒーローにとって僅かな人間性は、寧ろ命取りでもあるのです。心愛が望む心の底からの人でなしが、彼の強い理由でもあったのに、それが欠けるのはとても恐ろしいことだと思います。心愛の好きなレオが消え始めているガチバン スプレマシー2でした。

ガチバン エクスペンデット(黒永勇人不在2)
ぶらっくどくろ団で仲間だった中島に呼び出され、紋児が上京すると彼はヤクザになっていた。そこに現れた中島の兄貴分である組の次期二代目と揉み合いをしているうちに相手の持っていたドスで紋児は二代目を刺してしまう。逃げ出した紋児を見つけ出したのは、北関東の集団「飛羅睨悪」の元総長の京平だった。

私が紋児を見直すきっかけとなったガチバン エクスペンデット。ここで今までの学ラン下パーカーの紋児から、短ランに着替えて、更にカッコいいだけではなく、窮地に追い込まれてもなお、仲間を守り抜く紋児の番長たる姿と、冷静さは今までのコメディ風の紋児のガチバンでは表現しきれなかったところだったと思います。そう言う意味で、紋児の脱コメディはかなり成功していました。一方の京平は、田舎での小さな幸せでは耐えきれなくなり、みゆきと子供と一緒に東京にやってきたものの、ヤクザに堕ちるという有様で、離婚され孤独になります。「小さな幸せを求めてたんじゃなかったのかよ」という声がどこかからか聞こえてきそうな感じです。紋児も京平も結局は仲間や組織によって傷ついている。そして、紋児は刺され過ぎ・・・。異なるように見えて、実は似ているのかもしれない紋児と京平のガチバン エクスペンデットでした。

ガチバン クロニクル
番長不在の間、衣笠高校は殴りこみをかけられ、休校状態になっていた。そんな時に戻ってきた紋児は、後輩の松田やレオと共に不良のランキングサイトFUCK BOOKで順位を上げ、衣笠の汚名を返上しようとする。そこに、よっちゃん先輩の代わりに慰謝料を貰いに勇人がやってきて、レオと再会を果たし一触即発の雰囲気となる。

初めに言いますが「ガチバン クロニクル」はシリーズの中で一番好きになれない話でした。勇人と紋児とレオの3人が揃うとなれば、否が応でも期待するのに、それでやったのがダンスってどういう・・・。元々、このクロニクルとULTRA MAXが同時に製作されていたということを考えれば、コメディとシリアスでバランスが取れるのかもしれないけれど、今まで以上にファンタジー(現実性が薄い)話で受け入れにくかったです。紋児だって死ぬような思いをしてきたのに、衣笠に戻って一転ドラマを撮ってダンスするアンバランスさ。現実の世界=学校外という構図はとても分かりやすく明確で、高校生の紋児であっても、学生でも社会人でもない勇人も、一歩学校の外に出てしまえば厳しい世の中が待っていて、逆に学校にいさえすれば、馬鹿みたいなことで笑っていられる、というのが面白いくらいにはっきりしていました。そこに留まる紋児と、そこには居られない勇人の対比が哀しいガチバン クロニクルでした。

ガチバンULTRAMAX
衣笠高校を後にした黒永勇人は、吸殻を道に捨てたところを見知らぬ女の子に咎められる。そのころ偽募金活動で稼いでいたよっちゃん先輩のもとに「活動を手伝いたい」とあの時の女の子、星良(永野芽郁)が現れ、言い合いをしているうちに距離が縮まっていく。そんな中、勇人が場末のスナックの用心棒として働いていると、常連のヤクザの組長に気に居られ、組に入らないかとスカウトされる。それが気に食わない、新入りヤクザの忠臣(山田裕貴)と度々衝突しあい、事件が起こる。

現段階での最新作、ガチバンULRTAMAX。クローズEXPLODEと同日公開だったので、こちらの関係者は意識していたようですが、私は断然ガチバンの方が好きでした。まず物語で印象的なのは、白血病の少女・星良との関係。恋、とまではいきませんが、のんのんや潤さんよりは意識的につき合っていたと思います。何と言っても星良は積極的だったし。勇人がこれほどまでに誰かの為に自分自身を奮い立たせていることは初めてだったのです。それでもなければ、勇人は好き好んでヤクザの方に転がろうとはしない筈。勇人の中で重要なのはお金でも仲間でもなかったからこそ、簡単に銃を取ることができたのです。一方の忠臣は、おそらく勇人と同じような人生を送ってきたのだと思います。それでもまたしても違うのは、一人で居るのかどうかという1点です。そこで忠臣は誰かと群れることを望んだ、愛されたいと望んだ。だからこそ、組長の気持ちにも応えたかったし、兄貴分のことも裏切りたくはなかった。けれど、それではヤクザは務まらない。何か最も大切なものを犠牲にする力がなくてはのぼりつめていくことはできない。勇人との喧嘩でそこに決心がついたのだろうと信じています。結果として、勇人は銃を持って行かなくてよかったけれど、そうしていても後悔はなかっただろうし、逆に決心したことを叶えられなかったことに後悔しています。きっといつか元気になって星良が戻ってきても、走って会いに行くようなことはできない。勇人が不器用過ぎてつらい。純粋で、盲目的な勇人が見られるガチバンULTRAMAXでした。



ところで、製作がメディアファクトリーからKADOKAWAになったのには何かあったのでしょうか。








2014/04/14

クローズEXPLODE

 まず、このレビューらしきものは確実にネタばれしてますのでご了承ください。そして、おそらく豊田利晃監督の映画を何本か観てきた人の方が何言ってるかだいぶ分かるかと。


【ストーリー】
ストーリー:新学期を迎えた鈴蘭高校では空席となった頂点をめぐり、野心的な新3年生たちが火花を散らす。しかし、そんな抗争に興味を示さない3年の転校生・鏑木旋風雄(東出昌大)と好戦的な新入生・加賀美遼平(早乙女太一)の登場により、校内の勢力図は大きく変わろうとしていた。一方、そんな学内抗争に加え外部の不良勢力が不穏な動きを見せており……。(シネマトゥデイ)
 
【スタッフ』
監督: 豊田利晃
原作: 高橋ヒロシ
脚本: 向井康介 / 水島力也 / 長谷川隆

【キャスト】
東出昌大(鏑木旋風雄
早乙女太一(加賀美遼平)
勝地涼(小岐須健一)
岩田剛典(柴田浩樹)
ELLY(山下甲兵)
遠藤雄弥
柳俊太郎
KENZO(高木哲次)
深水元基(リンダマン)
やべきょうすけ(片桐拳)
高橋努
板尾創路
浅見れいな
高岡早紀
永山絢斗(藤原)
柳楽優弥(強羅徹)



 観てみました、『クローズEXPLODE』今までの二作は映画館にさえいかなかったのに何故、今回はわざわざ社会人料金で、初日一回目(バルト9)へ入ってきたのか。私にもわかりませんが、一つ言えるのは、期待値が低過ぎて逆にどうなんだろうみたいなアレ。そんなことは置いておいて書きたいことが沢山あるのです。

 まず、ストーリー。これは前回と同じです、以上。と言っても良いと思ったのですが、ちょっと説明すると、転校生してきた三年の鏑木旋風雄(東出昌大)が他校との抗争や、ヤクザとのあれこれを乗り越えて、鈴蘭高校のトップを目指し、最終的にはラスボスのリンダマンに全部持って行かれる、という話です。いろいろあるにはあるんだけれど、大筋はこんなところ。で、これを書くにあたって『クローズ エクスプロード 原作』で調べてたんですけど、その中に「『クローズ』や『クローズZERO』に被害を出してないか」というような内容の書きこみがあって。確かに、『ZERO』の滝谷源治が卒業してから一ヶ月後と考えて、今回のメンツが出てこないのはおかしいかもしれない。けど、まあそんなことはどうでも良かった私は、これが映画のオリジナルストーリーと知っていろんなことが腑に落ちました。というのも今回かなり、前二作との違いがあって、相当に豊田監督の映画だったなあと。

 そう思う所は何か所もある上に、豊田監督のファンだったら楽しめるポイントが多い。ストーリーということで一番気になったのは、主人公の鏑木が喧嘩をしない理由は、彼の父親にあって、それは父親がボクサーで、試合で死んで家族がバラバラになってみたいな流れがあるんですけど、『豊田利晃 ボクシング』でもう完全に『アンチェイン』だなって。

アンチェイン
ここで「監督どんだけボクシング要素好きなの?」となるのが私です。お父さんがボクサーだったと観てる人に知らされてからというもの東出君はシャドーボクシングをしたりなんだりとボクシング推しになります。ちなみに片桐拳役のやべきょうすけ三池監督関連で(キック)ボクシングができる。まあとにかく、豊田監督っぽいストーリーだな~みたいなことです。
 
 その人らしさというのは音楽にも表れてました。特に「あ!」となったのは二回目のライブハウスのシーンでdipが演奏してた時。まあ大体使われてるよねとなるのが自分でも気持ち悪い。その他の、サウンドトラック&BGMにも豊田監督らしく、荒々しいギターサウンドが使われていて、それだけでやっぱり前作とは違うなと感じられます。

 キャスティングで言えば、主要メンバーは特に何と言うこともないのですが、引き続きやべきょうすけが出ていたのは普通のようで意外でした。これだけ、キャスティングが一新されていて、これだけ三池崇史色の強い俳優さんがいるということがなんというか不思議な感じ。一方で、豊田監督お馴染みの俳優さんがやっぱり今回も。まずは、渋川清彦。凄く朴訥な「兄さん」で、東出君が何回か「兄さん」って呼ぶそれで、アイドルのあれを思い出してしまうのがなんかつらかった。兄さん。そして、鬼丸ともう一人は板尾創路。今まで、三池監督の映画の中ならヤクザは大体遠藤憲一とか、『新仁義の墓場』の岸谷五郎とかそういう内臓の中から「ヤクザです!」みたいな人が出てきていたのに、それが板尾さんになるとなんていうか、一気にエセな雰囲気が出てきてそれはそれで良い。ヒトデナシ度はなかなかなものでした。それより鬼丸さんって言って通じてほしい今日この頃。

 一人一人で言うと、東出君は好青年な感じが抜けない。悪いことではないんだけど、「何をしでかすか分からない」というような恐怖は感じられなかった。ただ、元モデルなだけあって凄く背が高く、大体のヤンキーがそうであるように小さな男達が戦いを挑んでも勝てなさそうなリーチの差に絶望を感じざるを得ない。

 加賀美役の早乙女太一は複雑な状況下において孤独だという設定なのですが、もう少しここと藤原(永山絢斗)鏑木の孤独チームをコネクトさせて、それを戦ううちに何らかの形で消化していって表現してくれるとありがたかった。今のままは脳内保管するしかないので誰か一緒に苦しんでほしいくらいです。で、女形をやってきただけあってなのかどうかは分かりませんが、加賀美は非常にメス的な立ち位置でした。豊田監督は今までも恋愛的な要素は出来るだけ排除してきた人なので、『クローズ EXPLODE』でも前作で言う黒木メイサ的な人間は存在せず、そのことでより男達の繋がりが強化され、オスメスな役割が同性の中で行われているというのが私の持論です。今回特に、鏑木と加賀美加賀美と藤原藤原と柴田の関係は、孤独・憧れ・憎しみいろんな感情で複雑に繋がっているところなのでとても大事だとは思うのですが、それを描いたら終わりが見えないフラグなので仕方ない。それでも、加賀美鏑木と戦う前に「俺勝ったら友達になってください」と言ったシーンはぐっときました。いろんな意味で。

 強羅は、というか柳楽優弥はちょっと見ない間に山に居たかのようなワイルド感で私たちを驚かせ、みんなも気になる高身長、モデルの柳俊太郎は喧嘩中にオカマと言われる始末。でも、なんだかんだ鏑木のリーチを考えて真正面から戦えるのって柳君くらいしか居ないんじゃないかと思うの、実は。そして永山絢斗は、豊田監督が使ってると瑛太のことをより強く意識してしまいますです。でも、不甲斐ないどっちつかずの男を本当に上手く演じていたと思います。

 ここで、凄くどうでもいいことを共有したいと思います。黒崎工業高校(鈴蘭高校の敵対高校)の現ナンバー2がチョンジュニョンにとても良く似ています!!!

俳優の三浦力(ちなみに妻子持ち)

 死神というか、死にそうなカンドンウォンというか、目の下の隈が私にそう思わせるのだと思います。ああ、もしくは中国の俳優さんっぽいところ。スターダスト所属の三浦力さんの紹介でした~。

という、誰の為にもならないことを書きましたが、兎も角ストーリーよりも俳優やその他豊田監督の映画について考えてながら観てしまったので、自分で物語を補ってもう一回ぐらい観に行きたいです(多分行かない)

 

2014/02/17

土竜の唄



【ストーリー】
正義感は強いものの警察署きっての問題児の巡査・菊川玲二(生田斗真)は、上司からクビと言われてしまう。しかし、内実は関東一の広域暴力団・数寄矢会の轟周宝(岩城滉一)を逮捕するため、モグラこと潜入捜査官になれという命令だった。偶然にも傘下の阿湖義組若頭・日浦匡也(堤真一)と親交を深めた玲二は、数々の試練に見舞われながら轟に近づいていく。(シネマトゥデイ)



お待たせしました、三池崇史監督の新作『土竜の唄』です。この映画が公開されたばかりですが、以前より噂になっていた“The Outsider”が主役のドタキャンにより流れたので、「もしかしたらVシネを作るかも」と言っていた三池監督の今後に期待です。はい、話は戻ってこの『土竜の唄』ですが面白かった。今回、監督が三池崇史、脚本が宮藤官九郎、更に主役が生田斗真と言うことで、世の中の期待度が高かったような気もしますが、そういった見方をすると「面白い」と「つまらない」に二分されるのかなと。ただの三池崇史ラバーからすると、クドカン脚本とかは割とピンとこなくて、確かにIWGPとか面白かったよね~くらいなので結構古い記憶の中の人なんですよね。正直なところ『あまちゃん』見てないし。どうせならNAKA雅MURA脚本映画が観たいな~と思ってるところだったのになんです。今回クドカンが脚本だったことで違いが明白だったのは、役者。三池崇史もクドカンも同じ俳優を使うことが良くあるから、分かりやすい「いつメン」が居るのです。例えば『土竜の唄』にも出ている遠藤憲一、大杉漣、マイナーだけど有薗芳記とSong Ridersのメンバー。逆にクドカンの作品によく出ていて今回も出ていたのが皆川猿時。この皆川猿時が居るだけで一気にクドカンの作品だなってなる。嗚呼、懐かしのグループ魂!あと、クドカン~~~ってなったのがツッコミの雰囲気。こう、絶対日常じゃそんな風に人と会話しないだろっていう勢いで突っ込むのでもはや爽快。「5分に一回盛り上がりを作る」が監督との合言葉だったそうなのでそういうことなんでしょう。

俳優について言えば、やっぱり生田斗真。カッコいいとは予てから思っていましたが、あんなに派手な豹やゼブラや花柄のスーツの似合う人居ないですよね!!!それに金髪の立髪のような髪型、最高でした・・・・・・泣いた・・・・・・。

ポスター

三池監督の演出という所にも関わってきますが、他の作品もそして今回の『土竜の唄』でも色彩が重視されています。特に原色、その中でも特に赤。派手で柄々したものを着ているのがヤクザ!みたいに単純な思考があるんだと思います。好き。彼のシーンで一番好きなのはやっぱり盃のシーンですよね。必見!!!

次に、堤真一は可笑しなヤクザ役で固定されつつある気がしゅる。『地獄でなぜが悪い』でもそんな役だったからもう可笑しなヤクザ=堤真一なんじゃないかって思えてくる。銃弾からイクタトーマ守ってゴロンゴロンする場面は熱かった。三池崇史の描く「男とは!」という云々がこの役に詰まっていました。Vシネをよく撮っていた昔、よく考えれば馬鹿だなと思うけれど、カッコいいことが一番重要で、それを追い求め続ける男というものを三池監督は好んで描いていたような気がします。それは基本的には今も変わらないと思いますが、今回その色がまた強くなっていて良かった。青臭いんですよ、本当に。でも、そういうの嫌いじゃないし寧ろ好きです。イクタトーマも結局「かっけえ」って言っていろいろ続けちゃうしね。そういうことなんですよ。

あと気になったのは、仲里依紗。全然セクシーのイメージなかったし、丁度産後だったから胸が強調されると「お、おかあさん・・・・」ってなってしまって、全体的に申し訳なかった。いや、おかあさんなんだけれど、うん、イクタトーマと頑張ってました!

演出面で言えば『土竜の唄』で印象に残ったのがCGと色の使い方。色については先に言ったように、勿論衣裳の派手さと柄感が世界観と合って良かったのだけれど、それ以外にもキャバクラのシーンの赤とピンクの色使いとか、時々出てくる歓楽街(イメージは歌舞伎町)の絵がすごく綺麗で、下品でそういう二つの面があるような世界(善と悪、美と醜、カッコいいとダサい)を同時に表わしているようでした。血糊も綺麗な発色でした・・・!

公式ツイッターより

土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI
キャバクラでの対決シーン

もう一つがCGで、アニメーションを多く取り入れていたのだけれどそれがとても可愛かったし、導入の部分で見ている人をグイッと引きこんでいたなと思いました。結局原作があるもので、しかも結構長く今の今まで続いているから、最初の部分を端折ったりしなくっちゃいけない訳です。でも、普通に表わしたら原作ファンに「端折りおったわ」と思われるし、そういう障害なく映画に入ってこさせるには・・・なんて考えたかどうか知りませんが、そういう対策のような気もしました。ともかく、『46億年の恋』の時のアニメーションとは大違いなのでいろんな意味で感動しました。

途中で「これ2時間では終わらない内容なのでは・・・」と思いましたが、やはり終わらず、続編があれば見たいです。でも、絶対続編ってつまんないんだよな~。話は逸れるけど、『土竜の唄』が始まるまでに『クローズ エクスプロード』の予告を流してましたが、「なんで、こんなに、面白くなさそうなんだ・・・」という想いに苛まれてましたね。豊田監督も好きなのに。つらい。その前にコレ。

今をときめく東出昌大(クローズ)
『青い春』じゃないですか・・・豊田監督・・・・いいんですか・・・・

青い春のワンシーン
『青い春』を作った本人が作ってるわけだし別に良いですけど、一応しがないブログからお伝えしました。

話を戻して『土竜の唄』面白かったですし、今回は左最前から見てこちら側で「土竜の唄」歌っていた皆川さんが頭から離れないという結果になったので、もう一度正面の吹満さんを、いや右のエンケンさんを見たいです。

2013/05/05

4月に観た映画

4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:7本
観た鑑賞時間:638分

鮫肌男と桃尻女 [DVD]鮫肌男と桃尻女 [DVD]
ど真ん中の世代で観たかったな~
鑑賞日:04月30日 監督:石井克人
ピイナッツ‐落華星‐[DVD]ピイナッツ‐落華星‐[DVD]
鑑賞日:04月29日 監督:三池崇史
DEAD OR ALIVE2 逃亡者 [DVD]DEAD OR ALIVE2 逃亡者 [DVD]
ブロマンス映画と言われるモノの中で一番好きかも、そしてエディソンチャンのチョイ役感
鑑賞日:04月25日 監督:三池崇史
極道戦国志 不動 [DVD]極道戦国志 不動 [DVD]
【メモ】トイレの乱射シーン、毒殺シーンの血の量、不動かっこいい、腹圧吹き矢、ああ頭サッカー、キムチで大激怒、キムチ イズ スナック、まさかの両性具有、「せんせい、私知っとっとです。幸せになれんこと」
鑑賞日:04月24日 監督:三池崇史
ヴァンパイア [DVD]ヴァンパイア [DVD]
鑑賞日:04月14日 監督:岩井俊二
極道恐怖大劇場 牛頭 [DVD]極道恐怖大劇場 牛頭 [DVD]
クソゲーと思ったけど、ホラーということでひとまず。すごい好き。
鑑賞日:04月04日 監督:三池崇史
悪waru [DVD]悪waru [DVD]
鑑賞日:04月03日 監督:

鑑賞メーター

クローズZERO

について書こうと思ったのは別に映画を近々で観たからではありません。でも、ⅠもⅡもどちらも観て原作を、そして主人公たちを極力を殺さないように頑張るのに脇役は痛めつける三池崇史監督が好きです(結局) 唯一ある見どころはヤクザの岸谷五郎のカッコよさです、惚れた。

そしてこのシリーズの続編が作られる、しかも監督が変わるという話を聞いて激震が走りました。主に私の中で。

映画版『クローズ』新章キャスト発表! 主演は『桐島』の東出昌大

監督が豊田利晃・・・!そしてキャストがおっさん臭い。

豊田監督と言えば『青い春』『ナインソウルズ』『空中庭園』『蘇りの血』最近では『I'M FLASH』を作りましたが、一応学園モノと言うことで『青い春』を思い出さずにはいられません。(青い春の文字リンクはフルムービーで他は予告です)



これには瑛太が出てるんですが、今作には永山絢斗が出るってなにこれ。『藁の楯』を観てても思ったんですけどこの兄弟近過ぎてどっちかに似てるって思うこと間違いなですよね。だからなんだって話ですけど。

あと、割りと期待してるのは豊田映画に良く出てくるような面子が出てこないかなってことで、特に渋川清彦とかヤクザ役でどうですか?

ということで格好つけることにこだわる(と私は思っている)豊田監督の映画はふざけることに長けている三池監督の映画とどんな違いを見せるのかドキドキです♡

2013/05/01

『殺し屋1』の垣原みたいなドエム

って今日思いついてしっくりきたんです。
多分私もマゾなので、それはそう思ってたんですけどそういうと「そんなわけないじゃん」と周りには言われ、「いや~私自身がそう思ってるのに」という気持ちを上手く表現できないまま長い期間経ってしまっていましたが、ようやく答えが出たような気が、しなくも、なくも、ありません。

最初に、というかまず、『殺し屋1』の垣原って誰よってなると思うので紹介します。
彼が垣原こと浅野忠信です。

この映画の物語をいちいち説明するのも面倒なので動画をもって割愛します。
※痛いし気持ち悪いので注意

で、本題なのですがマゾって一般的に女王様に踏みつけられてる豚サラリーマンってイメージだと思うんですけど(勝手に)この垣原はパッと見めちゃくちゃSっぽいのに、というかやってることもかなり極端で暴力的なのに、実は自分を最大限に痛めつけてくれる人間を探し続けていると言うところがポイントなんです。それって相当なマゾやんって。自分が全力で謙って虐げられるのと、全力でぶつかっていった結果ボロボロになるのでは後者の方が『ド』とつけるべきマゾなんじゃないかって。

ということで、これから私の周りだけでも「垣原みたいなドエム」が流通すればいいなって思ってます。そしてこの映画が少しでも多くの人に届けばいいなって思います。赤が綺麗な作品です、よ。



2013/04/14

3月に観た映画

3月の鑑賞メーター
観たビデオの数:6本
観た鑑賞時間:729分

スワロウテイル [DVD]スワロウテイル [DVD]
鑑賞日:03月31日 監督:岩井俊二
PiCNiC [DVD]PiCNiC [DVD]
こんな映画作ったらそりゃ結婚するなぁと思った
鑑賞日:03月31日 監督:岩井俊二
生きてるものはいないのか [DVD]生きてるものはいないのか [DVD]
音楽がよかったよね、あと渋川清彦
鑑賞日:03月18日 監督:石井岳龍
新・仁義の墓場 [DVD]新・仁義の墓場 [DVD]
鑑賞日:03月14日 監督:三池崇史
クローズZERO II スタンダード・エディション [DVD]クローズZERO II スタンダード・エディション [DVD]
鑑賞日:03月10日 監督:三池崇史
クローズZERO スタンダード・エディション [DVD]クローズZERO スタンダード・エディション [DVD]
鑑賞日:03月10日 監督:三池崇史

鑑賞メーター

2013/03/22

Spring Breakers



最近観たい映画です。

と言うのも、翻訳の練習をしようと訳した資料にこんなことが書かれていました。

Opening Ceremonyが映画Spring Breakersと組む

 誰もがこの一大提携の機に注目しているだろうが、オープニングセレモニーは共同ブランドの特別ラインの為に近く公開される『スプリングブレイカー』と組んだ。ファッションの品ぞろえとしては、ユニセックスのスウェットシャツやパンツ、メッシュのジャージ、クロップドシャツ、プリントビキニ、バックパック、ビーチタオルなどがあり、それらはハルモニーコリンが脚本、フロリダの地で春休みに大暴れする女子大生の物語にインスパイアされている。

映画の内容に合わせて、デザインはマリファナの葉のような図柄や、溶けて垂れたアイスクリームや“DTF(Down To Fuck)”と言うような下品なスラングのなどで、映画の衣装デザイナーのHeidi BivensとREASのあだ名を持つニューヨークのアーティスト、トッド・ジェイムズが手掛けている。

 映画はセレーナ・ゴメス、ヴァネッサ・ハジェンズ、アシュリー・ハドソン、ラッセル・コリンジェイムズ・フランコが出演し、3月22日に公開され、同時にオープニングセレモニーのeコマースサイトとニューヨークとロスの店頭で発表、販売される。

※私がWWDのニュースを訳したものですので間違いがある可能性もあります。




 映画の公式サイトはこちら!予告を見ていただければなんとなくわかると思うんですがセレ―ナ・ゴメスとかヴァネッサ・ハジェンズとかザ・アメリカンティーンアイドルって感じですね。あと音楽がバリバリのEDM。Skrillexも参加していて俺得です。

 あともう一つ気になるのがATL Twinsです。いつも観ているYouTubeチャンネルのVICEに彼らの動画があるのですがまずどういう存在かわからない。同じ服を着て、同じベッドを使い、同じ女と寝る。そうですか。って感じですが、このSpring Breakersに出演してる、若しくは関わってるらしいんです。ちゃんと動画を観れば分かるんだろうけど。なにせ英語で...



こんな人たちが調子に乗ってるかと思うと殴りたくなる。