話題のサバイバルオーディション プログラムMnet『スーパースターK4』でロイキムと共に注目されたチョン・ジュンヨン。彼のデビューアルバムを準備する全過程をとらえたOn Styleのリアリティープログラム‘Be Stupid’を通じて人々に顔を知られたスタイリストクヨルムが今日の主人公だ。 フォトグラファーハシシパク、VJ KOAとともに‘チョン・ジュンヨン クルー’と呼ばれてチョン・ジュンヨンのデビューアルバムの準備を成功裏に終えた。放送が終わった後、以前よりも忙しくなったというクヨルムに会ってこれまでの話を聞いてみた。17才からファッション界に足を入れた彼はアシスタント生活を誠実に踏んで20才の若さで他の人々より先立って独立スタイリストのタイトルを付けることになった。 前が見えなかったアシスタント時期の話から最近届いたうれしい便りまで。スタイリストクヨルムのA to Zをお見逃しなく。
17才のアシスタントがYGエンターテインメントに至るまで
スタイリストクヨルム
こんにちは、自己紹介お願いします。
お会いできてうれしいです。私はスタイリストクヨルムで、年齢は22才です。この前にOn Styleで放送されたリアリティープログラム『チョン・ジュンヨンのBe Stupid(以下Be Stupid)』に出演して顔を知られ、今は雑誌や広告のスタイリングをしています。
- On Style ‘チョン・ジュンヨンのBe Stupid’を通じて注目されたスタイリストクヨルム
この頃、多くの媒体でインタビューしているはずですが、今日のこの席ではどのような話をしましょうか?
‘Be Stupid’が放映終了した後で幸いにもあちこちから連絡がたくさんきました。それでインタビューも時々してはいましたが、あまりにも口下手で。そのまま尋ねれば熱心に答えますね。(笑)
放送だけ見て実際に会うとなぜかうれしいですね。放送が終わった後、どのように過ごしていますか?
入ってくる仕事をしながら日々を送って、来週から某会社の専属スタイリストで出勤する予定です。何日か前に契約を終えました。契約書書く前にインタビューが出たらインタビュー料ががさらに上がったはずなのでとても惜しいですね。冗談です。(笑)
-放映終了後多様な媒体からインタビュー要請を受けているという彼
どうせ皆知るようになることを「某会社」だなんて。そのまますがすがしく言いましょう。
あ、ちょっと恥ずかしいですので。(笑)今回YGエンターテインメントと契約することになりました。最近になって一人で仕事をするのが手にあまるように感じられて、組織に所属すれば良いと考えていました。そのような時にスタイリストのハン・ヘヨン室長と会ってそいういことを話したところ室長が良い席を推薦して下さいました。直ちにテストの手順を踏んで契約まで成し遂げました。
そのような経緯があったんですね。おめでとうございます。今日このようにクヨルムさんに会えたので、まずこの前放映終了した‘Be Stupid’の話からしっかりと尋ねることにします。初めて出演オファーを受けた時どうでした?
『チョン・ジュンヨンのBe Stupid』はOn Styleで去る9月に合計4部作で編成されたプログラムです。同じチャネルの『スーパースターK 4』でロイキムと共に決勝に上がったチョン・ジュンヨンさんがデビューアルバムを準備する過程を入れたリアリティーでした。率直に初めて提案を受けた時、チョン・ジュンヨンさんが誰なのか知らなかったんです。どこかで名前を良く聞いた気がすると思っただけでした。 そして新人発掘プログラムだと思いました。(笑)出演するかどうか悩みましたが担当PDさんの説得で出演することになりました。
- OnStyle 『チョン・ジュンヨンのBE STUPID’』1回予告篇(出処–Youtube On Style)
-最近YGエンターテインメントと契約を終えたクヨルム
「この頃ウナギ登りの」チョン・ジュンヨンさんの屈辱ですね。チョン・ジュンヨンさんと初めて会った瞬間のことが気になります。
製作スタッフから連絡を受けてチョン・ジュンヨンさんを検索してみたのに、雑誌や舞台の上での作られた姿しか見ることができなかったんですよ。それで率直に初めての撮影の時現場でチョン・ジュンヨンさんが見つかりませんでした。(笑)スタッフだと思いましたよ。ところが撮影が始まるとすべてのカメラがいっせいにチョン・ジュンヨンさんをとりました。その時初めて分かりました。「あれがチョン・ジュンヨンさんだったんだな」と。初めて見た時は芸能人のようだということは考えなかったし、そのまま高校生の男の子のような感じでした。(笑)
放送を見ると、ハン・ヘヨン室長が『チョン・ジュンヨン プロジェクト』のスタイリストで迷いなくクヨルムを推薦していた。今回YGエンターテインメントとの専属契約もそうで、ハン・ヘヨン室長との縁が格別らしいですね。
迷いなく推薦されたのは違います。(笑)室長がそのプログラムの性格とよく合いながらも人々に紹介するのに無理がない人物を探していたのですが、私の作業等を見て推薦されたのでしょう。(笑)事実それ以前まで縁は深くなかったです。 1年前から清潭洞(チョンダムドン)のMUEでショーが開かれれば常に私の隣の席にハン・ヘヨン室長が座ったりしていましたが、別に共同作業してみたことはなかったんですよ。とにかく良い機会を与えられたので感謝します。(笑)
普段クヨルムの歩みを注目しておられたので、そのような機会を与えられたのではないでしょうか?
ハン・ヘヨン室長はこの業界に従事している私の同じ年頃友人皆をよく面倒見てくださいます。室長やはり私と似て、あるいはそれより一層密度ある時間を経て今の席にいらっしゃります。それで私が成長しながら体験するすべての瞬間の気持ちと苦悩をよく分かるのでしょう。 良い機会があれば常に分けられようと努めて、実際役に立つ助言を惜しまない人です。
放送で‘1st LOOK’の雑誌撮影をする場面を特に印象的に見ました。
その撮影はチョン・ジュンヨンさんはもちろんでフォトグラファー、ヘアー・メーキャップ室長全部チームワークが良かったんです。特にヘアー・メーキャップを担当されたチュ・ヒョンソン室長は我が国で最初に海外に進出されたようにした実力がある方です。実際に海外で‘Vera Wang’コレクション、Tilda Swintonなどを担当していらっしゃるでしょう。 最高のチームと共にして私もたくさん学んだ時間でした。私だけでなくすべてのスタッフが最高に勉強する瞬間でしょう。結果もとてもよく出きましたし。
チョン・ジュンヨンの‘Be Stupid’ 3話で放送された雑誌撮影現場(出処–YoutubeOn Style)
- ‘Be Stupid’を通じて撮影現場を公開した‘1st LOOK’との写真(出処- 1st LOOK)
撮影現場でフォトグラファーハシシパクと葛藤する姿がしばしば見えましたが。
放送を見て誤解される方々が多いですが、ハシシパクさんとは本当に仲が良いです。ただ、好みが少し違うだけでしょう。(笑)私があまりにも気性が急で現場で良い思いつきがあればすぐに実行しないと気が済まないんです。それで姉さんが撮影している時、違うものもしてみようと度々だだをこねると姉さんがちょっと癇癪を起こしたのです。 撮影現場でフォトグラファーとスタイリストが戦うのは本当によくあることです。私たちは仲が良いです。(笑)
-アルバム ジャケット撮影現場でフォトグラファーハシシバクと葛藤するクヨルム(出処–On Style)
クヨルムさんにとって‘Be Stupid’はどんな意味がありましたか?
私たちのチームにSBS『ジャングルの法則』作家さんもおられたし、ドキュメンタリーの撮影のために何月間もアフリカで生活された40歳を越えたカメラ監督さんもおられたんですけれど、そうした方々さえも一生にかけて最も大変な作業だったとおっしゃるほどかなり苦労しました。リアリティープログラムなので全過程にいちいち気を遣わなければならないと、かなり荷が重かったんですよ。 だが苦労しただけ忘れることのできない結果を得たし、すべての面で新しい経験でした。(笑)
-プログラムに共に出演したチョン・ジュンヨン クルー(出処–On Style)
放送が終わった後も出演陣とお付き合いはあるんですか?
そうですね。グループ『カカオトーク』程度。(笑)
放送で序盤にチョン・ジュンヨンさんより年上だとだまして、最後に本当に年齢を公開したのではないですか。(笑) 22才とは。経歴に比べて若くて驚きました。スタイリストとしての経歴はどれくらいですか?
経歴は5年近くなりました。学生の時から有名スタイリスト先生下でアシスタント生活をして、独立して活動したのは2年ほどなりましたよ。
初めてこの世界に飛び込んだ時は学生だったのですね?
多分17歳の春休みの時だったでしょう。その時は‘On Style'というチャンネルもできる前だったし、‘Olive TV’というケーブルチャンネルでスタイリストにスポットライトが当たった頃です。この職業がみんなに有望な専門職で紹介されて注目されました。私もスタイリングが好きだったので自然に関心を持つことになりました。元々15歳の時から写真を習っていました。その時はファッションフォトのようなもの知らなかったし、そのまま行き来して風景をとったりしたのですが、この分野を知るようになって、私とさらによく合うように感じて始めたのです。
-学生でスタイリストの仕事に初めて飛び込んだクヨルム
そうなのですね。アシスタント生活でキャリアを積んだと言いましたね?
業界の慣行上、一般的にはアシスタント生活を経て仕事を学んだ後にスタイリストで活動することになります。私も当然の時間を経ました。17歳の時始めて20歳になった年の夏に独立しました。アシスタントである間にはリサーチをしろと言うならリサーチをして、服を取ってこいといえば行ってピックアップしてきて。色々な雑務を含めてすることが本当に多いです。けれど、実際の結果に私の意見が反映される場合は珍しいです。その時間はただ学び修練する期間です。赤ちゃんが歩き始める過程だと考えれば簡単です。
アシスタントで業界に入るのが一般的ではあるが、未来を確信できなくて仕事をするその時間が恐ろしかったと思いますが。
この頃は、アシスタントやインターン職を悪用する雇い主も多くて良くない認識が多いでしょう。「犬のようにこき使われて捨てられるのだろう。何年過ぎても良くならない。なぜこのようなことまでしなければならないだろう?」こういう考えで臨んであきらめる方も多いです。 メディアに映った姿だけ見て実際の職業の世界に失望することはできますが、本当にスタイリストを夢見るならばそのような心は贅沢なようです。スタイリストは学歴が重要なことではなくて、ひたすら情熱と性格だけ見ますね。そう考えると初めは何も出来ない人が大部分です。しかもいつやめるかも大言壮語できないから雇い主も初めから信頼することはできません。 それで序盤にはとんでもない賃金を受けることも多いです。だが、それを誤ったこととだけするということもできません。その浅はかな環境でも意志を見せる人だけが持ちこたえることができることですから。
-アシスタント生活に対する所信を明らかにする彼
だが、クヨルムさんやはり大変な時があったでしょう?
初めて3ヶ月は毎日大変でした。アシスタント生活は前がない時間ですね。一週間後も、1ヶ月後も、一年後もないです。ただ近々に近づいた業務を処理するにも時間がいつも不足しています。明日の計画をたてることもできない程忙しくて多分誰にとっても大変でしょう。だが、そこで自分が鎮静する何かを捜し出すのが重要です。(笑)
普段スタイリングをする時、重点を置くのは何ですか?
スタイリストだとしていつも私が追求するスタイルの作業だけできるのは違います。雑誌や広告撮影は明確なコンセプトが与えられていてクライアントの要求をよく実現するのが重要です。私の場合には花札賭博ゲーム広告までも受け持ちました。事実そうしたのはスタイリストとして大きい魅力を感じるほどの作業ではないでしょう。けれど、いつも楽しく良い仕事だけすることはできません。 常に引き受けたことには最善を尽くさなければならないですね。結局、したくないこと、良くないことということは本人の心がけが決めるようです。
-作業する時持つ心がけの重要性に対して話すクヨルム
それなら特定人物をスタイリングする時重要なことは何かですか?
芸能人をスタイリングする時はその人が持つイメージを生かした後に次の段階を踏まなければならないですね。全く持たなかったイメージを無理に演出して「ふり」をするのは嫌だったんです。(笑)その人の本当の姿を引き出すために対話をたくさんします。「どんなスタイルが好きですか?」このような対話のほかにいたずらをしたり、ショッピングしながら本当に近づきます。
仕事をしながら最も大変な点は何ですか?
良い服と良いモデルがあるといって常に完ぺきな撮影ができるのとは違います。良く知られなかったブランドの製品でも素敵な写真が生まれる時があったり、良い環境で作業しても結果がめちゃくちゃであることもあります。撮影会場での変数も多いうえに、好みは主観的なのでスタイリングの結果に対して自ら確信するのはいつも最も難しいです。 結果、一人で満足して終わるのでなく業界や大衆にリリースしなければなりませんから。
今までの作業の中で自ら忘れたいものなどもあるんですか?
多いですよ。(笑)仕事をしてみたら撮影現場で状況が良くない時があります。そうする時条件を恨みながら熱心にしなかった時がたびたびあります。そうしたのはみな消したいです。独立して初めの頃にそうしたことが何度かあるようです。
‘Be Stupid’撮影当時クヨルムの姿(出処–On Style)
一種のスランプと同じ物を体験したようですね。
言葉がもっともらしくてフリーランサーであって、事実失業者の良い言い方がフリーランサーじゃないのでしょうか。(笑)仕事をしていてこそフリーランサーですが独立序盤には仕事がない日も多かったです。スタイリストとして場所を定めることがとても難しかったです。
若いうちから仕事を始めたと言いますが、それにともなう困難はなかったんですか?
若い時は知らないことが多くて傷ついたりもしましたよ。現場で大人たちが冗談で「君これできなかったから家に帰って」といっているのに一人で凍ってどうして家に帰らなければならないのか悩んでいたこともあって。(笑)
今後スタイリストとしての夢は何ですか?
良いミューズに会いたいです。今トップスターではなくても共に高まることができる存在があったらと思います。例をあげようとするならハン・ヘヨン室長にイ・ヒョリ氏と同じ存在。
スタイリスト ハン・ヘヨンと彼女のミューズ イ・ヒョリ(出処–On Style)
ミューズならば、私が表現しようと思うペルソナを探すことじゃないのでしょうか。その人物に対する大体のイメージがあるんですか?
そうしたのはなくて、どこかミューズというのは恋人と同じようです。私にいくら理想があっても実際に会ってときめく人は違うでしょう。ミューズもそうだと思います。仕事をしてみればどんな特別な感じがするのではないでしょうか?
ひょっとして注目している人、欲が出る人がいるとすれば?
俳優イ・ヒョヌさん。
-クヨルムが注目しているという俳優イ・ヒョヌ(出処–ELLE)
私はこの分野は専門外だが、私がスタイリストならばなぜか退廃美ある人が欲しいと思うが、そのようなはっきりした感じの俳優というのは意外ですね。(笑)
個人的に退廃的なイメージはそんなに好みません。(笑)そのようなイメージはそれまでにかなり演出してみたものなどですから。イ・ヒョヌさんは演技も上手で。はっきりした印象を与えるますが、実際に表現してみれば表現できることが本当に多そうで欲が出ますね。(笑)