ヤン・スンホとイ・ヒョンジョンはこうだ。ガリアーノに熱狂して目を引かれる靴よりも、息絶えるようなギャグに刺激される。必ず缶でなければならないコーラマニアであり2NE1のスタイリストだ。
二人ともファインアートを学んでいると聞いた。実際、スタイリングはどう見てもファッションの中でより現実的な分野とファインアートとは距離が遠い。どのように(スタイリストを)始めることになったのか?
スンホ:
事実、偶然この仕事を始めることになった。ロンドンで勉強している途中、少しの間帰国していたが、友人であるBIGBANGのG-Dragonの紹介でYGのプロデューサー、テディーに会った。ちょうど、YGで4人構成の女性グループを準備しながらスタイリストを探していたし、私たち2人もそのスタイリストを選ぶテストに参加した。
ヒョンジョン:
最初から2NE1のスタイリストをしようと準備していたのではなかった。本当に偶然、テストを経てここまで来た。それから私たちの他にも2チーム以上いて、私たちが選ばれたことも不思議だった。
それでも他のチームを抜いて2人が選ばれたことには理由が確かにあるようだ。
ヒョンジョン:
チームごとに1週間、2NE1のスタイリングを引き受けて最後に写真撮影をしてその結果を見る形式であったのに、私たちはちょっと他と違っていたようだ。
スンホ:
他の方々は綺麗に着せることにこだわった。それに反して、私たちはFireという曲に似合うスタイリングをするのに焦点を合わせた。
他の方々は綺麗に着せることにこだわった。それに反して、私たちはFireという曲に似合うスタイリングをするのに焦点を合わせた。
2NE1の“Fire”や“I Don't Care”の衣装はこれまでのガールズグループの衣装としては破格だった。シルエットより構造やパターン、プリントが中心である服を着せた理由が気になる。
ヒョンジョン:
他の見方をすれば個人的な好みだ。私たちが23年間好んで見てきたものがみなそれだから。今まで女性の服にはたいして関心がなかった。私が着ることが出来る服ではないから。それでさらに女らしいスタイリングよりは男性のような中性的なムードのスタイリングで服を着せることになった。実際に2NE1が着た服を見れば男性も着ることが出来るものが多い。
スンホ:
それもそのはず。2NE1が着た服の大部分が私たちが持っていたものだ。デビュー前、初めてスタイリングする時は協賛を受けることが出来ないので、そのまま私たちの服を持って行って着せなくてはならなかった。ながく私が着ていた、最もよく使えるものを利用したのだ。
2NE1のスタイルの中で特に目立つのはレゴアクセサリーや珍しい柄のレギンスなど国内では探してみるのが難しい独特のアイテムだ。どこで手に入れたのか?
スンホ:
Fireの時は私たちが持っているアイテムを使ったりもしたが、殆ど外国で買ってきたり手作りしたものだ。会社はしばしば服を購入する為に外国へ送ってくれる。外国に住んでいた時は、主にイギリスのTOP SHOPや日本などで購入したが、韓国の広場市場や東大門市場などいろんなところで買い入れる。
ヒョンジョン:
レゴアクセサリーも偶然市場でレゴを見て「これで何か作ってみれば面白い」と考えていてある日実際に作って完成した。
スタイリストとしてスタイル面でぶつかって、お互いに刺激された瞬間があるか?
スンホ、ヒョンジョン:
あまりにもスタイルが似ている。
スンホ:
18歳くらいで初めて会った時もファッションだけでなく音楽や映画など互いに通じるところが多く、好みが似ていた。
ヒョンジョン:
今でも好みが殆ど似ている。それで同じスタイルを追求して、お互いのことを見て同時に良いと評価する。本当に同じ2人が居るのに互いに刺激されるものがあるだろうか?勿論、時々生地の市場でクリームホワイトの生地を買う時、乳白色のホワイトかクリームライトホワイト程度のひどく些細な意見の違いはある。お互いに刺激やインスピレーションを与えると言うよりは、そのインスピレーションの同意を受けると言う方が正しい。
【news】 資料提供:NYLON
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