2012/08/23

紙とペンの

今、こうしてペンを握ってあなたを待っています。ここに書かれているものだけがあなただから。それだけだから。以前の姿ではもう会えないのです。結構気に入っていたのに。これもまた生まれ変わりと言うのでしょうか。あなたとは、何なのでしょうか。体があって、意識があって、動き出すものがそれなのでしょうか。そうだとしたら、ここに居るあなたは誰なのでしょう。

今、私はあなたを感じています。あなたはここに居ます。それ。誰も否定することは出来ない。確かにここに居ました。だから大丈夫。もう平気です。また会いに来ます。紙とペンを用意してあなたを待っています。

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